『入院中のムラムラはお母さんで…2』夏目ベンケイ

普通(?)の同人誌だったら絶対にNTR展開のところ、そうしないのがとても良いです※個人の感想です家に戻ったあとの生活感や救急車で運ばれる回想シーンなど、全編通して母の愛を感じながら、しかもずっとエロいという、読んでいるほうも感情をぐちゃぐちゃにさせてくれます。退院してしまって続編はなさそうなので、もう一度入院してほしいです(笑)

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舞台は病室から飛び出しひと気のないトイレに。（前作ラストで同室のお爺ちゃんに気づかれた）お約束通り他患者がやってくるが、そんなことで息子が止まるわけもなく。嬌声を押し出すようにお母さんを後ろから突きまくる。それで怒られると思いきやもう言っても無駄、止まらないとわかっているので「さっさと済ませてちゃってよ」とドライなお母さんが好い。退院してからは宣言どおり、求めてくる息子をキッパリ拒絶。ここでしっかり一線を引かないと、ずるずる関係が続いてしまうと思いいつも押しに弱いお母さんも本気。この日常（おあずけ）描写があるからこそ後で捗るというもの。後半、遊びに出かけたお母さんがカリスマ美容師にヘアモデルを頼まれイメージチェンジ。それがＳＮＳで大バズり。お母さんの魅力が世間に広まり嫉妬する息子。夢のようだった入院生活から一転、息子のムラムラは募る一方。そんな息子にチャンスが訪れる。お母さんの誕生日をふたりで祝った際、きわどい下着をプレゼント。気分が良いお母さんは言われるがまま着替えてしまい、その姿をみた息子が暴走。酔いもあって強く拒絶してこなかったのをいいことに押しまくる息子。結局勢いに負けて体を許してしまい「あーあ、ヤらせちゃった」と内心呟くお母さん。このときの流し目の色気が凄まじい。その後は怒ることも拒絶もせず、結局「今日だけ」と続きを許してしまう。病院で視姦されまくったお母さん。ＳＮＳでバズり有名人のお母さん。そんな人気者を抱ける優越感と嫉妬で息子は勢いづく。リビングから寝室に移る頃には、お母さんは喘ぐだけとなっていたが息子は加減するどころか更に攻める。結局その後も関係は続き息子の求めに、大して抵抗せずあっさり体を許すのが日常化。相変わらずそっけない態度のお母さんもすっかり手練となった息子に簡単にイかされてしまう。そんな関係が当たり前となってしまったのが…好い！！！作中で発端となった事故について明かされる場面がある。凄惨な状態の息子に泣き叫びながら声をかけ続けたお母さん。その心情を察するにお母さんが優しかったのは、ただ推しに弱い性格だったからではなく大切な息子を失いかけたこともあったのだろう。終始サバサバなお母さんがとにかく刺さった。先生の作品で一番好きなお母さんになりました