『ホ〇ライブ_寝取らせ vol 1-2』ベリZ

まず初めに今回はNTRれる彼女たちが主役ではなく、NTRれた後の俺くんが主役という色がかなり濃い作品です。そういう意味では本質的にはかなり濃厚なNTR本と言えなくもないですが、私のようにNTRれてるとはわかっていても段々と快楽に抗えずわからされていく彼女たちの過程が主役だと思って買うと結構肩透かしを喰らいます。ほぼほぼ彼女たちは堕ち切った状態なので、彼女たちがわからされていく過程を楽しみたいというならどちらかと言えば一作目の方が適しております。またこれは複数人本なので仕方がないことですが、一部AI作画ということも手伝って（大きなコマ多めの傾向が強い）一人一人の尺が結構短く感じます。おそらく今後はもう一作のv本の続きも書かれると思うのですが、今回のように複数人ではなく一人一人丁寧に描いていただいた方がこのサークルさんの上手い部分であるジワジワ落とされていく過程が存分に楽しめるので、嬉しいかなと個人的には感じます。また前回（ロビン本）から同人本としてもかなり価格が強き設定になったと感じております。ページ数も少なくはないから仕方がないと言えば仕方がないのですが、もう少しだけ価格帯を下げていただけると非常に助かります。長々と書いてしまいましたが、タイトルの通り個人的には絵柄も話の展開もかなり好きなサークルさんではあるので今後も応援はしていきたいと思います。

※このレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

一見1と2合わせた総集編のように見えるタイトルですが、この本は「ホ〇ライブ_寝取らせvol.1」の続きというかアフターストーリー的な内容です。ファ○ナルファ○タジー10-2みたいな命名ルールだと思って貰えれば。なのでvol.1のフレア、ミオ、こよりがあの後どうなったのかが描かれています。全員堕ちきった状態なので「寝取らせプレイ」というよりは寝取られ済みの彼女から現実を突きつけられる「寝取られマゾ向けプレイ」という要素が強いです。一応まだ主人公（自分）の彼女という体面は保っているのでギリ寝取らせと言えなくもないですが、マゾ属性の無い自分にはちょっと残念でした。そんな中一番良かったのはフレアとの手コキプレイです。制限時間まで耐えれば寝取らせ終了というルールで、あと少しで耐えきれる→フレアが絶頂する動画を見せられて射精という展開は絶望感があってなかなかの読み応えでした。いたずらっ子な表情でスマホ画面を見せてくるフレアと、アヘ顔を晒して中出しされている画面内のフレアとのギャップはかなりエロかったです。今作は合わない部分が多かったので残念ですが星３とさせていただきます。ただ上記のフレアのシチュはマゾ属性の無い自分でもかなりシコれたので、属性のある方は他のシチュも楽しめる＝プラス１～２相当でも良いかもしれません。あとキャラの顔の雰囲気が前作から変わったように感じました。いわゆるAI顔から脱却した分クセが強くなった気がするので、そこをプラスと取るかマイナスと取るかでも評価が大きく変わる作品だと思います。