『辺境領地は発展中』ギンユウシジン

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キーキャラの物語としてよくできたシナリオだと思います。今回はバグも見当たらず楽しむことができました。ご友人ネタが、そうつながるかと楽しめました

町興し要素のあるミニRPG。難しいところはない。戦闘パートは、町の中心にあるオベリスクを調べることで戦闘マップに移動し、カウントを進める事でダンジョンを調査、休憩所で引き返すかボス討伐で町に帰る。脱出後に連続でダンジョンに潜る事はできないが、領主の屋敷で一泊することで日付が経過、またダンジョンに潜ることができるようになる。なお、日数経過にペナルティはなさそう。装備をきちんと揃え、よほど無茶をしない限り、戦闘はほぼほぼ楽勝。低レベルの最序盤が一番きついので、適宜引き返すなどしてキャラを強化しよう。日数経過時、ランダム（？）で盗賊が町を襲撃する。兵舎を強化し、部隊を編成することで対抗する・・・と思いきや、兵舎で出来るのは兵種由来のTPスキルを入手することだけで、襲撃者を撃退するのは主人公一人で行う（終盤例外あり）。敵が弱いこともあり、TPスキルを使う機会はほぼないので、「内政」を行う際は、「兵舎」の強化は後回しでよい。同じ理由で、「学校」も強化する必要が無い。町の発展度を上げたい時に強化する程度でよいだろう。とにかく、全体にライトな作りで、あっさりした始まりであり、あっさりと終る。自分は未プレイだが、ストーリー的には、同サークルの過去作品のプロローグ的な作品であるようだ。ストーリー自体は丁寧に作られており、大きなバグや矛盾点等もないので、総合評価は☆3としたが、個人的には☆４くらい。特に難しいところのないRPGでのんびりしたい時にでも、入手を検討してほしい。