『エージェント・シリウス〜快楽脆弱な彼女だって学園を洗脳怪人達から守りたい！〜』ルナリアン

最初に。以前制作者様の意図を知らずに軽率にレビューしてしまったことを深く反省しております。シチュと絵柄が好みで購入させていただきました。プレイして思った個人的ないい点とわるい点を勝手ながら書かせていただきます。いい点は「シチュエーション」「立ち絵とCGのエッチ度」「程よいゲーム」「シナリオと用語図鑑」とゲーム性の部分が多いです。ゲーム部分は体力が３つ設定されており、なくなると悪落ちします。2回目から無敵モードが追加され、ストレスなくできます。悪落ちのクオリティも高く、主人公が支配側になって探索するのもいい要素でした。シナリオは長めで、しゃべるパートも多いですが、用語図鑑でキャラなど確認できるので、読み込むのが好きなら刺さる感じです。わるい点が「クリアまで全開放できない」「CGが少ない」「用語図鑑の敵がすべて出るわけではない」「会話パートが長く情報量が多い」です。全開放がクリア後特典なので、一度ゲームをクリアしなければいけません。ゲームを遊んでほしいという意図だと思うのですが、あってもいいかなと思います。そして、CGが少ないです。モブは元々堕ちており、サブキャラは立ち絵が変わるだけでちょっと寂しいです。使いまわしのCGでもいいのであってほしかったです。また、用語図鑑の敵がすべて出てきません。出てほしい怪人も多いのに残念です。なにより、会話パートが長く感じます。情報量が多いので最初は理解するのに苦労しました。ですが、それはキャラクター1人1人愛情をもって作り、全員が２Pキャラにならないための工夫でした。なので、ゲームというよりは小説に近いかもしれません。悪落ち要素は凄く良く、シナリオも細かく作っているので、世界観に没頭しやすい作品です。惜しいと思うところは細かい悪落ち描写CGがない点とクリア後全開放くらいで、他の要素は全身にうなぎが走るくらいすごくいいと思います。単純に抜きゲーかアクションゲーム目的よりも読み物やシナリオが好きな人にはいいと思います。これからも応援しています。