『アメリアと触手エロトラップダンジョン』SilverMoon

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ローグ系のダンジョンを潜っていくが攻撃方法が独特で魔法使いキャラ故に常に遠隔攻撃とであり、近接攻撃はほぼ行わない。体力の自動回復もない（MPには階層移動で可能にする装備がある）がその分アイテムの持ち込みも可能でむしろそれらリソースを工面するために如何にして金を集めるかというのが本命に感じる。しかし、最序盤が本当に厳しくまともに資金を稼ぐための装備品を工面する段階からかなり厳しく、MPを増やさなければ攻撃力も攻撃回数も増えない上レベルアップの概念がないためHPは１００から育たず装備以外で伸ばすことはできないため一層回復アイテムなども集めなければならないのが難しいと感じる要素である。ダンジョン探索もかなりの頻度で生成される罠や、隣接されるとダメージとは別にMPも削ってくる敵が基本（というか全敵全行動がMP削りも含む）な上、１部屋の罠も多く罠探知アイテムを使っても注意深く確認しないと罠の有無もわからず稀に探知を使っていても見えない罠があったりしたうえ素振りでそれを事前察知できるつくりでもないため罠におびえるゲームとなっている。敵AIも感知範囲が広いが軸合わせを優先するからか明確にプレイヤーにたどり着くルートがないと簡単に壁や障害物に引っかかりかえって通行の妨げになるなど単純故の厄介な代物になっている。アイテム使用もメニューを常に挟む必要があるが道具ソートが上から「回復系　素材系　探知系　消費杖系」と若干不便さが感じる仕様なのもあって致命的ではないが辛く感じた。EDに関して：ED分岐条件があるのだが、良いEDを迎えるのであれば当然だが「可能な限りは清らかな体であること」が求められるのだが、効率の良い稼ぎにはある程度「そういう覚悟」が必要な上、ダンジョン探索でも堕ちる要素は多々ありそして何より「一度墜ちたら原則戻すことはできない」のである。一応金稼ぎに関して可能な限り「健全」な仕事を意識すれば多少の事では「堕落」し切ることはないが可能な限り良いEDが好ましいと思う人は苦行を覚悟した方が良いだろう。作りは確かに甘いところも多いが「刺さる人には刺さる」の部分に偽りはない、プレイしていて確かな「楽しさ」も感じれた。次回作など今後も熱意があるのであれば応援したい。