『零月のラウラ』ぴよこ軍団

※このレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

エロもありながらRPG部分も面白かった特にベガの銃関連が爽快感がありよかったシナリオも面白くハラハラした

※このレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

　いやぁ……もう、ね…。『最高』の一言です。今までこういったレビューを書いたことが無いので拙い文章になってしまいますが、どうしても本作品を『推し』たいので書かせていただきます。　《RPGとして》シンプルかつ簡単めです。難易度は選択可能で、自分はベリーハードで進めましたが、それでもけっこう簡単でした。ていうか主人公パーティが全員強すぎる。「ずっと私のターン！」的な感じで敵をボコボコにするのは爽快感がありました。手応えを求める方にも、エンディング後の強敵なんかがいて丁度いいかもです。Hシーン回収しつつ、のんびりプレイしてエンディングまで18時間くらいでした。　《キャラクター》名ありキャラはほぼ全員好きになりました。主人公である『零月の』ラウラはおっちょこちょいだけど優しくて芯が強い子で、メインヒロインである『あの』ルナロアはまともそうに見えてぶっ飛んでいて、パーティのふたなり担当ヴィタは年少なのにしっかり者でギャグもツッコミ（ふたなりだけにね！）もできる良い子で、『焔迅の』ベガちゃんはもうめちゃくちゃ良い人で聖母でした。ここら辺はプレイして確かめてみてくれ…！絶対好きになるから…！あと、サブキャラならアイシャ、キャットさん、ロノアちゃんあたりが好きで、モブならユリシーン王とか風の精霊、妖精（こいつモブか…？）あたりが好きです。　強いて難点をあげるなら、前半の敵側キャラであるコーダイン王と理事長が、あんまり魅力的な部分はなかったかなぁ、って感じです。ネタバレになってしまうので細かくは言えませんが、この人たちがやったことが有耶無耶に済まされたのは唯一の残念なポイントでした。　《ストーリー》笑って泣ける、シリアスもギャグもポロリもあるよな王道ストーリーです。でもシリアスが重すぎる…！正月明けの体重より重い…！簡単に故郷が燃えて親が始末されて大切な人が墓にボッシュートされます。それでも前を向くラウラたちの姿は、格好良いの一言に尽きました。　《エロ》文字数が足りない…！サンプルを見てくれ…！　《その他》若干ですが、自分のクソザコPCだと一部で動作が重いことでしょうか。まぁそれもそんなに気にならない程度です。　さて、とっても長くなりましたが、総合的に見て星5じゃ足りないくらいの名作でした。星50個くらい付けさせてくれ…。しばらくロスになりそうです。

星5評価した理由ですが個人的にはマイナスポイントが特になく良く出来た作品だからです。Hシーンに関しては百合4：ふたなり4：男受け2位の割合です。ふたなりや男受けが許容できない人は注意が必要ですが、シーン開始前に飛ばすか聞かれるので最悪そのシーンだけ飛ばすようにすればよいかと思います。またシーン回収は基本的にストーリー進めるだけで回収できるのでこの手のゲームあるあるのわざと負けないといけないストレスがないので良いです。バトルに関しては自分はノーマルでクリアまで進めましたが難易度的には普通ぐらいです。雑魚戦は簡単、ボス戦は少し真面目にやらないといけないといった具合でした。ストーリー最後の方のボスはそこそこ強かったので戦闘が面白かったです。ゲーム全体のUIに関してはかなり良いと思います。セリフウィンドウ消去以外は基本的に操作がキーボードだけで完結しており、戦闘中のコマンド選択も前回のコマンドを記憶しているので雑魚戦は決定ボタンのキーを押しっぱなしで進むのでスムーズに進めることができます。また、アイテムショップがダンジョンでも利用可能なのでアイテム不足は基本ありません。ストーリーに関しては結構シリアスです。日常パートなどはコミカルなのですがシリアスパートでは結構モブが死にます。ただ、ストーリー自体は凄く良いです。そこら辺の量産型ファンタジーと比べるのが失礼に当たるぐらいにはストーリーが作りこまれています。マイナスポイントとまでは言わないけど気になった点としては・セリフウィンドウを消すのにマウス操作がいる・文字化けが割とある・キャラが動いてるイベントシーンをスキップできない・回想シーン閲覧がラウラの部屋でないと行えないためメインストーリー進行中に閲覧できなくなる時があるとても楽しめました。この作品を作ってくれてありがとうございます。

「最近のゲームは3Dとかオンラインとか面倒なシステムをやりこみ要素とか。昔の方がおもしろかったなぁ」そんな不満を抱く同志の方々に朗報な作品。【エロ】シーン導入から事後まで笑える百合エロコメディです。ルナロア無敵かｗ【バトル】冒頭から主要キャラが強すぎるためveryhard必須です。とにかくルナロアが強すぎて作業ゲーにならないかと不安になりますが、この作品はよく出来ています。戦闘を飽きさせない工夫がちゃんとされていてラストダンジョンの総力戦は胸熱です。かつての約束のために『彼女』が駆け付けたシーンは歓声を上げてしまいました(＞w＜)/【シナリオ】この作品は世界を救う目的の物語ではなく、「大切な人の傍にいたい」という物語です。志を高く壮大にし過ぎていないからこそ、切なくも笑える作品になっています。また、最後のサブクエストを見れば”あえて”なのだとわかりますがベガ(リラ家)は過去編やエピローグまで丁寧に描かれているのに対しヴィタの掘り下げが弱いです。もう少し活躍の場があっても良かったように感じます。冒頭(体験版)のルナロア合流からEXボス討伐までveryhardで約39時間。エロさはサブキャラの方が強く、変態性はルナロアがぶっちぎってます。笑いあり胸熱あり、RPGをたっぷり楽しめる作品です。

※このレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

エロを目的に抜きゲーとして買うとおそらく後悔します。ただし、RPGと百合が好きな人にはぜひオススメします。ストーリーと戦闘が個人的には一番楽しいです。