『あなた専用の肉オナホです』Noe

竿役のおっさんは風体も冴えないしプレイ内容もプレイ中の有様も情けない、当然テクもない。催●で女をいいようにするような、50歳童貞と言うのが納得の男だ。しかし本作のおっさんは確かにキモい男だが、これはターゲットになる女をオナホとして貶めるための小道具として必要なキモさと理解できるので、作品として不快さは感じない。必要量のキモさはぶち込んで作中でしっかり使い切り、必要以上には描かない。顔が一切描写されていないのも良い。どうせキモいとわかっている見苦しい事まではクドクドと説明しないのが聡明だ。そして、そんなキモい竿役だからこそいい。少年趣味の女が、嗜好とは全く逆の50歳というだけでなく異性としても魅力ゼロの男に、愛する少年に捧げる直前の体をオモチャのように使われているのに顔を歪めて派手にイキまくっている無様さが本作の魅力だと言い切れる。女として言い訳のしようもなく望まない性行為を、女体として最高待遇で歓迎させる。このカタルシスこそ催●モノの醍醐味で、本作はそれがピカイチだ。彼女の体を使って力の使い方を試し、好きなようにチューニングし、好きに楽しむ。最も致命的な瞬間に意識を戻してその結果を否応なく意識に叩きつける。催●モノとして最高のエピソード1だと言っていいだろう。単品としても満足度が高いが今後にも期待が持てる終わり方なので、是非とも続きが見たい作品。

魔法以外、設定は良いのだが、何故かエロ度に欠ける。画がいけないのか、展開がいけなかったのか…。