『フラレ逆転アプリ』Leonids

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この作者様の描く女性器の描写が非常に好みで応援しているのですけれど本作はそれ以外にも琴線に触れる部分があって非常に楽しめました。ストーリーがかなり、読みごたえがあって面白かったのです。催眠アプリなんてものが出てくる作品の竿役は、多くがそれを使うことに躊躇の無い頭の中に性欲以外のモノないのか？みたいなやつばかりと思ってきましたが本作の主人公は一目惚れした女の子を手に入れるためにアプリを使うと決めながらもそのことに後ろめたさと葛藤を抱えながら、障害となる女たちを排除するためにアプリを使用します。一時的に自分にホレさせはしますが（このホレさせる条件も制約があって、そのあたりのやり取りも中々面白い）驚異の排除、という目的を済ませたなら記憶を消してリリースするという展開はなかなか新鮮で面白く、読ませるなぁ、と思いました。独占やハーレムといった要素を期待する方にはお勧めできませんけれども催眠アプリと純愛を共存させる展開の斬新さは、好きそうな方にはぜひ堪能してほしいという思いになります。まぁ文字数の多さは気軽に抜きたい方にはマイナス要素になりかねないわけですが私はストーリー重視の今作の路線を次も期待させていただきたいなと思います。面白かったです。孕ませ要素は極めて薄めです。