『ファーストオーガズム』うにまん

取り立ててよいところのない男子高校生が1日に3回「ごっつぁんフェラ」をしてもらうというコメディ連作の3作目のヒロインによるスピンオフ2作目という、ややこしい作品w。面白い作品を描く人だと思う。ラッキースケベ漫画なんか適当なストーリーでよいはずなのに、三人のヒロインには三様の魅力があり、その魅力に応じた設定＆性格付けがきちんとされている。連作のシチュエーションも「初めてフェラをしてもらった」「初めて顔射してしまった」「初めてフェラしてしまった」ときれいに分けてある。さて、ごっつぁんフェラ三人目のヒロインであるまゆみちゃんがスピンオフのヒロイン。彼女は学校では地味で目立たない優等生だが、実はスタイル抜群の美女。親族の経営する（健全な）エステでバイトをしている。のだが、仕事中にこっそり男性客に性的刺激を与えて反応を見、どきどきするというイケない遊びにはまっている。下手するとバイトテロだが、「まじめな女の子が性に対する好奇心を抑えきれない」というさじ加減が絶妙に効いており、こういうシチュにありがちな図々しさがない。何より彼女自身が自分の処女性を意識しており、いけない遊びをしつつブレーキをかけている。その、好奇心と自制心で揺れながら気持ちをもんもんとさせていたところ、突如現れた同級生に舞い上がり、目の前のおちんちんをついつい咥えてしまう、というのが連作三作目。そのハプニングから心をかき乱された彼女は、同級生君の窮地を助け、前作でめでたく童貞卒業処女喪失となった。今作はその続き。このシリーズの魅力は何といってもヒロインであるまゆみちゃんである。すらりとしたモデルばりのプロポーションに切れ長の目の美人。にもかかわらず基本的に前には出てこない。ひたすら内心が描かれる。童貞でありおっかなびっくりな同級生君は舞い上がりながらも絶えず彼女のことを気にかけている。それに対して、バイトで性的ないたずらをほんの少ししている彼女は押せ押せ。この二人が抱き合い、あるいはキスをするときのポーズや表情が実にいい。やや古風な色っぽさにあふれている。そして押せ押せヒロインなのにがっついた感じがしないのだ。絵のタッチは上品で、プロの風格を感じる。青さと色っぽさ、臆病さと大胆さが交錯するヒロインがとても魅力的な連作だった。

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SEXシーンは後半までお預けですホテルに男を誘って2回目のSEXをするんですが1回目のSEXで男が失敗してしまい落ち込んでるんですが女の子が何とか立たせて2回目のSEX突入そして初めての絶頂！！！！緊張でゴムなしで中出しをしてしまうボーンヘッドでも冴えない男でもこういうチャンスは巡ってくる今作のヒロインは学校では真面目で通ってる子で外ではいつもと違う雰囲気を出しているそうなのよ真面目そうな見た目でも中まで同じとは限らない最近訴えられた俳優でも居るじゃない見た目真面目そうでそんな事しないだろうってのが真面目なのは見た目だけだったって話。

このシリーズ、昭和タッチのスッキリした絵柄、’50年代のアメリカの青春映画のようなピュアな登場人物がホッコリさせます。「ヌキ」の実用性、パワーを求める人にはお勧めしませんが、純粋に青春モノとしてこの二人を応援したくなっちゃいます。「ラッキーフェラ」⇒「ロストバージン」⇒「ファーストオーガズム」と来たのですから、この先、まゆみさんの正体バラしの上での、テッテー的なイチャラブ展開を期待します。

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「ロストバージン」が不完全燃焼の話なら、この続編は完全燃焼までの話ですね。……主人公がちょっと情けない感じなのが萎えポイントだし、ヒロインもポニーテール少女姿はいいとして、嘘をついたまま主人公とここまで来ているのがなぁ……。最後の１コマといい、密着感のある体位やキス表現も気持ちよさそうでエロくはありました。