『ネコぱらvol.4 ネコとパティシェのノエル』NEKO WORKs

vol.3までに出てきた猫ちゃんたちに癒される作品です。全部は買えないけど気になるからひとつだけというならvol.4だけというのもいいと思います。気に入ったら他のも買っていきましょう。ストレスなく楽しめる作品だったので今後にも期待したいところ。

主人公くんが憎めない性格してるし、女の子たちは変わらずかわいいくてよかったこれからも主人公くんとこの猫娘たちを見届けたい

ネコぱらシリーズもvol.0やex.を入れると6作目となりますが、今作はかなり異色ですvol.1はショコラとバニラが水無月家ではなく、嘉祥の飼いネコになる道を選んだ話、vol.2は本当は最も尊敬している姉と最も気に掛けている妹な筈のアズキとココナツが自身の不器用さの為に狂わせてしまった歯車を立て直す話、vol.3は一度は捨てた夢を叶えようと頑張るメイプルと、親友として彼女を支えたいけれどどうして良いのか分からず右往左往するシナモンの話と、全てネコ達が主人公でしたが、今作の主人公は嘉祥です。確かに今迄も主人公は嘉祥でありましたが、今作は物語の軸自体が『スランプに陥った嘉祥を支えようとするネコ達と時雨』となっています作品のボリューム自体もかなりのものです。オープニングムービー前の序盤でさえシナリオスキップしないで味わうとそれだけで二時間近くかかります。またHシーンの手前には必ず選択肢が現れ、正規のR-18版シナリオと全年齢版シナリオのどちらかが選択出来ます。つまり全シナリオを堪能するためには最低二周はプレイする必要があります全体的に「過去作の集大成」的な作りになっていて、vol.1.2.3のエピソードと直接的・間接的に関わる話が所々に存在します。また、vol.2で登場した、たこ焼き屋の看板ネコのミルクがその後成長した姿で再登場するのは必見です。ただミルクに関しては前回は担当声優が佐倉江見様が水無月時雨と一人二役でやっていたのに対して今回は姫川あいり様に変更されているのは好みが分かれるかも知れませんまた、過去作との関連エピソードが存在するとは言っても過去作はプレイしていなくて問題ありません。vol.3はvol.2を先にやっていた方が理想かと思いますが今作は大丈夫です。初見でもすんなり世界観に入れるような配慮があります今作ではシナリオ担当が変更されていますが世界観は全く変わっていません。実はこの点は唯一懸念していた事なので正直ほっとしていますCGに関しては更に改良されていますね。立ち絵でも全身が複雑に動くようになっていること、一部のHシーンでは3DCGアニメーションか？と錯覚するような陰影の使い方には製作者様のキャラに対する愛すら感じます。特筆すべきは画面の背景を大きく取ったことで奥行きや臨場感が増している事です。これにより長時間プレイの疲労感が軽減されています

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vol.1から順にプレイして、1年かけてvol.4を終えました。満足度は、100点中90点ぐらいですね。私の中では、かなり高い得点です。まず、ネコたちが大変可愛らしい。ネコ1匹1匹のキャラが、ちゃんと生きている。ネコ同士の会話が、飽きずに見られます。個人的に、好きなネコはアズキとメイプルとフレーズですね。アズキの長女的なまとめ役と、江戸っ子要素がマッチしていて面白い。メイプルは、純粋に見た目とお嬢様感が好きですね。フレーズは、vol.4にしか出てこないネコですが、妹感とふわふわ感が可愛いのと「お兄さん」と呼んでくれるので好きです。ちなみに、主人公のことをお兄さんと呼ぶのは、フレーズだけ。兄様と呼ぶのは妹こと時雨で、お兄ちゃんと呼ぶのはココナツです。さて内容は、主人公とその父親との意地の張り合いの解決です。主人公は、もうプロとして生きているのに、父親に味を認められないと一人前じゃないみたいな話は、なんかどうでもいいかなって思ったんですよね。そんなことより、主人公の父親と祖母との関係をどうにかしろよと。なんで、そこをほったらかしにするんだよ。いずれじゃないだろ、今すぐだろ。フレーズという魅力的なキャラが出てきたのに、恋ネコにならずにフェードアウトって、そりゃないだろ……。と、それらを加味して、90点ですね。本当は、もっと点数を減らしても良いんですが、CGが多いのと、綺麗なのが悔しいｗあと、ちゃんとエロい(重要)エロの物足りなさはありましたが、キャラが多いので、それも仕方ない。もしvol.5があれば、フレーズが恋ネコになるのと、父と祖母が再会する話をすれば満足です。え？やらないの？やらなきゃ気持ちよく終われませんよ？(とにかく、フレーズを出せぇぇぇぇええええ！！！)