『堕落ロイヤル聖処女』夜のひつじ

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基本ロリな同人が多い夜のひつじさんの同人です小さい子がメインの反面これはおっきい娘とのいちゃラブ堕落えっちですこれはこれでお勧めです！

名前がなく、表記が「俺」のみになってるのでゲームとして扱いやすく感情移入しやすくなっているようです。

主人公と聖女様のすこし不思議な距離感の会話に加え、イラストとBGMですぐに心を掴まれた。エロ要素なしでも主人公と聖女様の会話を一生見ていたいぐらい好みの雰囲気。そしてその雰囲気の邪魔にならない、どころか引き立てて昇華させるエロシーン。今まで抜きゲーばかり触ってきたのでエロゲーの良さがわからなかったが。もしやこれがエロゲーの良さなのか…？

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・エロ要素・宗教的・哲学的要素・異世界要素の3点から評価します。まずエロ要素ですが、シナリオの1/3(体感なので間違っていたら申し訳ありません)程度はエロシーンになっています。ほとんどが若干のSM要素を孕んでいるため、人によってはしんどく感じてしまうでしょうが、性癖の合う方にとっては大いに満足できるものかと思います。純愛(イチャラブ)要素も含まれていて、どちらも大変良かったです。前述の通りシーンのボリュームも非常に多く、値段以上の満足感を得られることは間違いないと思います。次に宗教的・哲学的要素についてですが、魔王討伐後の腐りきってしまった宗教組織に属するヒロインが、内情を現実的に受け止め、人々に立ちはだかる問題の解決を模索しつつも、聖女というその立場から宗教を考察して再構築して解釈してゆく思考の過程がしっかりと描かれていて、非常に興味深いものでした。神の存在を否定せず、それでいて平等な救いを肯定しないというのは珍しいと思いますが、聖女という立場からそれを行うことでシナリオや思考に説得力を持たせられていたと思います。最後に異世界要素ですが、言語の違いを吸収すべく間に存在し翻訳を行う「神的な何か」の存在を仄めかした上で、共に協力して愛の言葉を日本語で直接言うことで、一瞬でありながら「神的な何か」を介さないコミュニケーションを取るというシーンが非常に大好きで、一番印象に残っています。異世界モノにありがちな矛盾点を敢えて取り扱う、というテーマはアンチテーゼの流行する現在においては珍しくもありませんが、自らの日常生活に介在するその存在を超えようとする姿勢はあまり見ないものだと思いますし、それを恋愛シーンに持ち込むことで見事に調和させていたと思います。プレイヤー側としても、その存在に一矢報いたような気持ちになり、より主人公たちへの感情移入が進みました。総合的に、どの要素を取っても非常に満足できるものでしたので、星5評価をさせていただきました。全体的なシナリオ量は値段相応でありながら、そこに数多のエロシーンと哲学・宗教的要素を含める手腕は素晴らしいものでした。長文になってしまいましたが、素晴らしい作品をありがとうございました。楽しかったです。

最高に楽しめました。背徳的な興奮の中で、テーマを実直になぞっていくストーリー。テーマが非常に自分好みでした。二人の関係に最初は少し戸惑いましたが、その設定や世界観を落とし込んだ純愛ストーリー、完走したあとのこのカタルシス。すごい、よかった(小学生並みの感想)。個人的に「あ、　、　、　、　、」の辺りはもう鳥肌立てながらの大興奮でした。こんな風に、根より深いところから刺激されるような感覚を味わったのは初めてです。ありがとうございました。

自分はレビューを書かない人間なのですが、始めて書かせていただきます。素晴らしいの一言につきます。「何か絵が良かったから」という理由で購入したんですが、今なら購入してよかったと素直に思えます。音楽・イラスト・ストーリー、全てが最高。少なくとも私は満足しました(●´ω｀●)

他のレビュー様を見てシナリオがいいっぽいかなと軽い気持ちで購入いや、なんというか脱帽タイトルや序盤の会話からギャグかエロの印象が強いが実際にヒロインは（俗っぽさを持ちながらも）「聖女」であるという確かな説得力を持って描かれていたように思うそして再三それとは察せぬままに伏線として仕込まれた情報が結実するラストシーン普通にシナリオ面だけでも☆5を投げたい良策でしたエロ方面はライトＳＭ風純愛、といった風情性癖による評価の差はあると思いますが十分素晴らしいと言えるレベルかと思います強いて言うなら「堕落」という言葉から一般的に想像されるようなパターンのエロゲではないという点には留意が必要かと思われます他のレビュアーさんも言っていますがサイドストーリーを読みたくなる完成度（と同時にもう描くべきことは何もない、とも思える完成度でした

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サンプルから二種類の味を楽しめることはわかっていた物の、まさか軽く哲学風な話が入ったり、異世界転生で起こる違和感にもある程度触れていたりと、単なる抜きゲーのレベルではない。話の質もとても良く、終盤には『壁』を越えて想いを伝えたりと、私個人としては神ゲーの部類に入ると思います。ただ、値段が値段と言うこともあってシナリオ自体はそこまで長くありませんし、話の大半はエロシーンの前フリだったりするので、フルプライスレベルのシナリオを期待するとガッカリが強まるかも。それでも、私は大好きです。続編やファンディスク的なのが出たら迷わず買う、そう断言できるほどに好きです。語彙力が無さすぎて、魅力の一割も伝えることが出来ていませんが、ぜひご購入を！

絵、音楽、話、全てが高いレベルで完成されています。聖女はおよそ聖女のふるまいとは言い難い行いをしながらも、その中にある理想は正しく。主人公は何も持たないただの男なのに、神から身を隠して2人の世界を作りだした。その事は、この世界では大きな意味を持たないかもしれないけれど、それでもそれでも私はこの作品に感動し、また非常にえっちであったのでレビューを書こうと思えました。すばらしい作品をありがとう。

このサークルの作品は初めてですが、とても哲学的で、たまに詩的で、ヒロインがすごく理屈っぽくて（大好き。特にドヤ顔がかわいい）、最初想像してた「堕落」とは違った感じで素晴らしい作品でした。