『大和さんは背が高い。-纏-』リブユウキ

世界最大級の戦艦だった大和（の擬人化）。大柄な女性との相性はこの上なく良く、作者さんは目の付け所がいいと思った。肝心の内容については、かなり個人的な趣向が入るが、擬音・効果音が多すぎるのと、カラー印刷をそのままモノクロにしたような感じで絵中のトーン？の面積が多すぎるのとで肝心の大和の艶姿が見づらくなってる部分が結構ある。また、作中における大和と提督の性格付けは両者とも弱いMとSが同居している感じなのだが、それが入れ替わるタイミングというか展開がわかりづらいように感じた。キャラの絵柄は好みな感じだっただけに、上記の点がちょいと残念。大和以外の娘とのイチャラブも同時収録（大和のとは別の提督の話と思われる）されていて、そっちは上記の点が幾分か改善されて読みやすくなってるのでこっちの方が実用度は高いかもしれない。