『チャラ男に寝取られ ルート2 Vol.2』はるはる堂

決して、画力の事を言ってるのではない。女の表と裏の顔を暴く過程を喚起させるフラッシュバック。女の揺れ動く感情を添えることで生まれる没入感。オスの支配欲は奥底に、女の屈伏感を前面に押し出す科学反応。内服液のように染み渡る中毒性の強い粘着力から逃れられないターゲットになす術はない。読者に便乗させる構成力とテクニックをも併せ持つ、同人界に生まれ落ちたダヴィンチの再来なのか？

はるはる堂の作品初購入です。1は見てません。第一印象はセリフが長い。ただ、女の子の感情の変化などが細かく描かれており何気に読んでしまいました。絵は上手なとこと微妙なとこがあるように感じます。ストーリーは色々な気持ちが伝わってきて良い作品だと思います。男はクズですが。ネトラレ嫌いな方にはオススメしません。

※このレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

坂崎卓馬が悪魔そのものならば、相沢マドカの親友であるサエちゃんは、悪魔のささやきである。とにかくサエちゃんのガールズトークがエグい。すでに高野という先輩との初体験を終えているサエちゃんは、相沢マドカにも喪失を促すのだが、サエちゃんが推すのは藤木ではなく坂崎卓馬なのである。サエちゃんは本音で話せる親友のため、アドバイスがちゃんと刺さるわけで、それがボディブローのように響いていく。同時に坂崎卓馬の猛プッシュも続くわけだが、この継続的なアプローチ方法は、ＮＴＲの重要なテクニックである。とにかく継続的な行動が大事なのであり、これはＮＴＲ漫画の傑作「クローゼット 」でも証明されている。押し引きを続けていけば、理性の下にいるメスは必ず折れるのだ。最初から坂崎卓馬が見ているのは相沢マドカのメスの部分だけである。そして問題となる雨のシーンだ。あの坂崎卓馬を見よ！いつもよりイケてると思ってしまった…という演出。藤木との関係が上手くいかず落ち込んでいる相沢マドカに坂崎卓馬は優しい言葉を投げかける。その時は、それで終わるが、それで良かった。初めて響いたのだ。そして、サエちゃんによる悪魔のささやきだ。これが大きな後押しになる。しかし、なぜ相沢マドカはストレートに本番を望むのか？気の迷いなのか？ちょっと流れが急だったが、これ以上引っ張ってると読者が離れていく可能性がある。こう考えよう。エロ漫画だからだと。坂崎卓馬も敬語を使い始めるなどして、冷静に対応していく。さすがだ。焦らない。そこはキス責めで正解だ！と思った読者は、すでに坂崎卓馬側にいることに気づかない。そこから後は、坂崎卓馬によるショータイムだ。では、最後までご堪能あれ。

筋金入りのチャラ男が最初毛嫌いしていたヒロインとセックスに持ち込むまでの過程を秀逸に描いている作品、心理描写は抜群にいいですね自分的にはホテル入るまでどういう道筋をたどるのだろうか期待してたけどそこまでが圧倒的に良かったので、うーんこんな感じかとなってしまいましたあとセックス描写少なめというか途中で次回に続くってなるのでものすごく寸止めプレイされた気持ちになりました良い作品、いや途中までは良すぎる作品だっただけに残念感残りましたけどまあ続編もあるので読みますが、一作一作小出しなのでできれば総集編みたいなのがあればありがたかったです。

自分の知る限りでは日本一の寝取られ漫画です。悔しすぎて泣きました。レ●プ的な事はせず、「肉体的」な寝取りではなく、「精神的」な寝取りというか、最終的にはその女性が本当にチャラ男の事にベタ惚れしていってしまうであろうというところが、真の寝取りというか、乙すぎます。本当悔しすぎて精神的ダメージが半端ないので、主人公と無事結ばれるハッピーエンドなパターンのルート３も出してください、本当にお願いします。

堕ちていく過程を楽しめました♪つづきがとても楽しみです期待してます

待ちに待ってた続編がついに出てくれました。同著者の作品の中には、パロディっぽいものがあり、最初は敬遠したこともありましたが、読んでみれば、妙にリアルで、エロマンガでは最高峰の出来だと思います。もっと多くのリリースを望みます！

個人的に大好きなチャラ男NTRもので、連作ということでマンガ形式なのに過程もしっかり書いてあります。元々相当クセのある絵柄のサークルさんだったんですが、前作辺りから絵も話づくりもかなり上達したと思うので今まで避けてた人も手にとってみるといいかと。ただかなりいいところで終わってしまうのだけは注意です、と言っても本番行為にもかなりの尺は割いてありますので抜き度は高いです。続編も楽しみです！

先に書きますが点数はかなり辛口です。世に溢れる寝取られ作品のなかではトップクラスの出来です。あくまで個人的な期待値に対する点数とお考え下さい。Vol.１と今作の序盤・中盤でキャラの掘り下げと過程はかなり丁寧に描かれています。ただ丁寧に描こうとした分、セリフや心の声がかなり多くなっています。これを丁寧と思うかウザいと思うか評価が分かれるかもしれません。中盤からヒロインが寝取られ男にゴチされてしまう事になります。濃厚なキスシーンに数ページ使っており拘りを感じます。しかし、ここまでの積み上げに比べると本番シーンに入ってからの快楽落ちがちょっと早い。寝取られ男がスーパーヤリチン＋ヒロインが実はむっつりスケベのメスだったから処女でも即落ちみたいな、Ｗマジカル◯◯◯展開気味になったのは残念でした。世の多くの作品に比べると丁寧な部類だと思うのですが、下積みを丁寧にやった分ここら辺はそれに負けないくらいにもっと寝取り男のテクニックで開発されていく過程をジックリ丁寧にやって欲しかったです。キャラに関しては寝取り男のチャラ男が実にチャラくて素晴らしいです。主人公が非常に大切に思って手が出せない女性を、ただの性欲解消用のオ◯ホとして扱い、心の中で主人公とヒロインを嘲っているのは清々しいほどのクズっぷりでした。絵に関してはまだクセのある絵柄なのは確かですが、今までの作品に比べ大幅に向上しています。まさに覚醒といった感じ。期待値が高かったので多少残念な点もありますがこれからの活躍がますます楽しみな作者さんになりました。

ルートやVolの説明がコメント見てもわかりづらい　　　　　-1ネトラレ男が相も変わらずヘタレでアホすぎる　　　-2PDFではなくJPGになって　読みやすくなった　　　　　　 　+2ネトリ男がクズすぎる　　　　　　　　　　　　　　　　　 　-1合計　☆ 3　としました