『アレの待ち合わせに女の子が来た』ひざの屋

ビッチな女の子が友人の頼みからホテルで待ち合わせた相手はフタナリの女の子と言う思いもよらない展開から始まる純愛物語です。ストーリーとキャラクターの関係は作中オリジナルの絵本の物語に準えており、メイン視点となるビッチな女の子の「姫」は綺麗なモノが見えない呪いに掛かっており、対するフタナリな女の子の「ハム」はそうした姫の事情もあってモブキャラの様な状態になっています。（絵本の内容に関しては作品内で設定解説もあります。）合間に姫とハムの過去などを挟みつつ、全編通して女の子同士の純愛フタナリレズが描かれており、それを通して姫が自分の本心を知って呪いが解けていく純愛物語はHシーン的にもストーリー的にも良かったです。（ただ、姫の心理描写的にストーリーそのものは結構シリアスです。）また、後日談として姫のオナニーと妄想（ボテ腹やアナルでのレズセックスもあり）を描いた短編もあります。基本的に物語は姫とハムの２人で展開しますが、姫の回想や後日談には２人を引き合わせた友人もちょこっと出てきます。ちょっと残念なのは日焼け差分が通常版と肌の色の濃淡がちょっと違うくらいでパッと見の変化に欠ける所です。また、本編と後日談は通常と日焼けの他、それぞれの擬音無し版もあるので、差分が地味に多いです。本作はシリアスな物語や女の子同士のフタナリレズセックスがOKなら買いであると思います。