『母との冒険！RPG』春葉流亭

絵は上手に描かれていて、RPGのスタイルが私を楽しませてくれました。

ボリュームもありとても良かったです。妊娠して即腹ボテなのが足りなかったですね。バトルも簡単攻略が出来るようで良かった

春葉流亭さんのゲーム作品2作目です。今作では無人島に流されてきて、なぜか道具製作できるようになった主人公がお母さんと冒険していくRPGです。道具を誤って多く作ってしまっても解体もできるのはうれしいです。結構話が進むときに丁寧に会話などがはさまるのもうれしいです。母子ものが好きならおすすめです。

まごう事なき「マザ♥コンRPG」。主人公はママ大好きが突き抜けたマザ♥コン息子で、終始一貫して「ママ好き」を貫いている。ゲームとしては、さほど捻ったところのないRPG。一部を除いて雑魚敵は弱く、逃走は100％成功というイージー設定。最終ダンジョンの雑魚やボス敵は結構理不尽な攻撃をしてくるので、対処を考えながら攻略しよう。一部のボスは毒攻撃が有効なのでそこを攻め、即死攻撃を連発してくるボスは復活薬を量産してしのぐとよい。ラスボスは毒と回復が厄介なので、回復役（火属性以外に高耐久）は手裏剣で仕留め、毒は毒無効アクセで対処したい。TP回復薬を量産しておくと格段に楽になる。参考にしてほしい。とにかく主人公の「ママ好き」が強すぎるので、ちょっとそれが・・・という人はいるかもしれない。幸いにというか、ママの見た目がかなり若いので、どうしても気になる人は、「母」を「近所のお姉さん」「仲良しの従姉妹」程度に読み替えてプレイすると、多少は気にならなく、なるかもならないかも。なお、ストーリー中で「このイベント後は親子関係が変化するのでセーブ推奨」というメッセージが流れる場面があるが、ストーリー進行上避けられないイベントなので、無視してかまわない。主題が特殊性癖ではあるものの、全体に矛盾のないストーリー、安定したシステムで、マイナス点は少ない。特殊性癖とラストダンジョンの敵の理不尽さを考慮し、総合評価は☆3とした（個人的には☆４）。ゲームとしてはライトに遊べるショートRPGなので、ゲーム好きな人にこそプレイしてほしいゲームである。