『黄昏の娼エルフ3-娼婦にされた気高きハイエルフ2』H.B.A

サークル：H.B.Aが描いたダークなハイエルフ娼館凌●ものシリーズの第３弾です。今回は第1弾のヒロインであるエイレーネに再びスポットが当たり、人間達に村を滅ぼされ、娼婦にされたエイレーネが、彼女の初めての相手となった太客の男に調教されて、快楽に堕ちていきます。普段は淡々と犯●れるだけで男を悦ばせる気のないエイレーネですが、太客の男はそんな彼女をジックリねっとり焦らしながら責めたて調教し、エイレーネは自分に言い訳をしつつ自ら男のチン○をしゃぶり、セックスの快楽に悶え、やがて彼女は太客の男とのセックスを期待し、彼とのセックスでは積極的になり、そして自分が身体も心も快楽に堕ちていく事を悟るのでした。絵と内容が合うのなら、他のシリーズ作と合わせて買いの作品です。

肉感的なハイエルフが変態的な性開発により徐々に堕とされていってしまう様子が大変官能的に描かれていますので、本作の絵柄やシチュエーションが気になったという方に大変オススメできる作品です。特に、高貴な存在を屈服・服従・征服する描写に興奮する方には特にオススメ出来ると思います。1作目が好みでしたので、シリーズを通して購入しておりますが、今回も期待通りの出来で、大変満足いたしました。次回作にも期待しております。

捕獲されたハイエルフが、仲間の為に自己犠牲として娼婦になる作品の続編。「堕ちていく様を描く」という性質上、キャラも観ている側も馴れが出て興奮度はややパワーダウン。もう少し、気高さの描写に工夫が欲しいところ。

少女にせよ熟女にせよエルフを的確に描く画力、背景の丁寧さはトップクラスに魅力的だと思うのですが、ストーリーがどこに向かっているのかよくわからないところが難点です。拉致され、娼婦にされたエルフが客を取らされるわけですが、ある時変わった男が来て、奴●扱いされていた彼女に優しくするのかと思いきや、やっぱり粗野な男で、それでも、娼婦の身ながらせめて体の快楽を覚えさせようという思いやりなのかと思えばそうでもなく、これまでのところそういう一方的な嗜虐ストーリーがせっかくの絵の魅力を削いでいるとしか言えません。僕の率直な感想です。それから、人間の歴史でいえば西洋近代前期くらいの社会ですが、電気で動くまさに現代のアダルト・グッズが出てくるのははっきり言って興ざめです。作者自身もおかしいとは思わないのでしょうか？この後は僕の好きな幼女エルフが登場するみたいなので、期待していますが。

前２作に比べると正直に言って大きく劣る作品。絡みのシーンも全て中途半端でそれだけ？という印象が拭えない。期待値が高かった分、落差として期待外れ