『はだかラ〇ドセル部2020・2021・2022』The Dungeon In Yarn

2017・2018に比べると、1人の女の子が何枚もの絵に続けて描かれるストーリー性の増した作品集になっています。でもその分、1冊の本に登場する女の子の人数が少なくなって、女の子の多様性が少なくなったのは、ちょっと残念です。どの子もかわいいし、顔立ちやおっぱいの大きさも変化があって飽きませんが、やはり陰毛の生えている子が1人もいないのは、作者さんのご嗜好でしょうか？もともとレズ物が大好きで、「二次元でも三次元でも、SEXシーンの男は必要悪じゃなくて不要だ」と思い込んでいる自分には、SEXシーンの男が、女の子と肌の色が違う影のように描かれているのは、リアルなキモデブ男や外見はイケメンな男が描かれているより、胸糞悪さを軽減する効果があると感じました。このシリーズの女の子が背負っているラ○ドセルが赤一色であることについて。今の○学生が背負っているラ○ドセルは、男子は昔と同じく黒一色ですが、女子は赤だけでなく、ピンク、空色、ラベンダー色、チョコレート色と多彩です。でも、黒いラ○ドセルを背負っていた少年時代を懐かしむ人たちにとって、きっと作者さんにとっても、「女子のラ○ドセルは永遠に赤一色」なのでしょう。私が黒いラ○ドセルを背負っていた頃、もっと上の学校の生徒は、男女とも黒一色の通学鞄を持って登校していましたが、これからの時代、ジェンダーレスだとか、言うに事欠いて「児童の性自認に配慮してラ○ドセルは男女とも黒一色」なんていう暗黒のディストピアが来ませんように。昭和の御代には、今のような18歳以上の「なんちゃってロリータ」ではない本物の女子小学生の「裸ランドセル」の写真集（ただし男とSEXはしない）が普通の本屋で売られていたんですよね・・・。不幸な時代になったものです。せめて二次元の上出来な本を見て、以て瞑するしかないですね。