『魔王の娘と森の魔女』blusterD

良い点とにかくボリュームが多く、長く遊べるゲームです。ADVのボリュームがかなりありますので、物語を読まない人にとっては酷かもしれませんが、自分はADVストーリーを楽しみながらゲームを進めるのが好きなので、充分面白く楽しめました。RPG部分は初心者向けになってますので、楽に進める事ができました。グラフィックも美しく値段からすれば十分良い作品です。悪い点RPG部分に少し工夫が欲しかった点です、充分良いんですが、ボスの女の子がせっかく裸になるんでしたら、エッチシーンが見たかったなぁと感じます。また、ダンジョンが広いので大変でした、イージーモードで進めればダンジョンの広さが狭くなる事を知らなかったので、その情報は知りたかったです。総合的には、自分は十分楽しめました。この手のADVが苦手な方もいますので、人を選ぶと思いますが、私は好きなストーリーでした。ADV好きな方にお勧めします。

全体的にADV要素が高く、純粋なRPGではないが、Hシーンが非常に多く満足。ダンジョンRPGパートに入ってからは、やりごたえがあり、個人的には価格、内容コスパを考えて良い作品だと思います。少し頭を使って進む部分もありますが、引っかかる部分は全くなくプレイできました。

オススメできることは本編の長さですオススメできないのは、やりこみ要素があるのに関わらずエンディングが多数用意されていることですせめて一周目クリア特典ニューゲームを導入しないとイージーモードで残りのCG回収するだけになりますね

タイトルでは「3DダンジョンRPG」を謳っていますが、実質は違います。このゲームは、「3DダンジョンRPGの要素もあるノベルゲーム」です。ADVと呼ぶにも難があります。グラフィック、ストーリーなど、非常に丁寧なつくりなので、ノベルゲームとしては良作と言えるでしょう。ただ、そうであるならばダンジョンパートがきちんとRPG過ぎ、ダンジョンRPGとしては、会話部分が冗長に過ぎて嫌気がさします。また、主人公の性格があまりに卑屈すぎて共感できません。ジョークとシリアスの境界があいまいで、何度か「ふざけてんの？」と感じ、長すぎる会話に辟易して、最序盤（最初のスライムを倒すあたり）以降はCtrl押しっぱになってしまった（為にストーリー全く読まず進行した）ので、ダンジョンパートで「Mapを埋めてオートで敵（ボス含む）を蹴散らす」だけという、作業ゲーになってしまいました。まぁ、これらの問題点は、プレイヤーが「このゲームに何を求めてプレイするか」によって変わって来ると思います。私は「3DダンジョンRPGをプレイしたい」と思ってプレイしたのでこの評価になりましたが、ヘタレ主人公の異世界転生モノが嫌悪なく受け止められる方なら、もう少し高評価になるのでしょう。なので評価は、「RPGをプレイしたい」という気持ちからは、個人的には★2としたいのですが、操作性の良さ・軽さとグラフィックの質の良さを込みで★3としました。グラフィック面だけでいえば★4～5でもいいのですが、残念という気持ちを込めて、敢えて辛くつけさせていただきました。あと、ダンジョン中のプチイベント（回復やダメージトラップなど）として出てくる「石像」が、軒並み「石造」となっているのもがっかりポイント。出来れば、ガチの3DダンジョンRPGも作ってみてほしいと思いました。エロなしでも、なんか良作になりそうな気がしたのですが、どうでしょうね？