『引きこもりの息子と性処理をする母』ハスラーズ

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内容もとてもいいし妊娠意識しているのもとても良かったです。妊娠まで見れたら良かった。妊娠して高齢でのツワリで苦しんだりそうゆう細かいところも見たいですね

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引きこもり息子の性処理というネガティブで一方的な性消費になりがちなテーマを、作者さんらしく暖かい物語に仕上げたという感想です。息子が中学から不登校で十数年ということで息子は30代、お母さんは50代も見えてくる頃でしょうか。日々の性処理の手伝いから父の不倫発覚を決定打に母子ックス。事の前にまるで今までの何かを洗い流すかのように一緒にお風呂に入りながらもそこでは挿入しない丁寧さに脱帽。夫婦の寝室で全てを上書きするように始めます。その色気なく伸び切った髪、全身に蓄えられた果実、胸中を滲ませる疲れ切った顔つき、20年以上熟成された女体の肉欲は、甘みの他にも濃厚で耽美な奥行きのある味わい。今まで心身共に不幸に侵されていたお母さんが実の息子に浄化されていく様、母子相姦によって二人が報われていく様は甘美の極み。そして最後には不倫父に頼らずお母さんと二人で暮らすため息子が就職活動をするようになります。愛する人を守るために大きな一歩を踏み出すという息子の成長は母親の愛と献身ゆえの賜物。二人で子供を授かりたいという願いも美しかったです。引きこもり息子作品にありがちな幼児性ゆえに息子が乱暴に母を求める描写が一切なく、逆に心優しいままお母さんを大切に思う心があったのが素晴らしかったです。これらに加えて誕生日をきっかけに昔のように抱きつき添い寝をするという幼少期回帰の描写から、不登校の理由は本気で実の母親が好きだということを揶揄われたからでは？そしてその想いを生涯隠し通そうと秘め続けていたのでは？と想像を掻き立てます。その上で息子が手コキされながら本当は心と体を重ねたかったという気持ちと葛藤していたと想像を膨らませると味わいもより深まります。この息子なら社会に出て他の女の存在を知ってもお母さん一筋というのが深く読まずとも見て取れるのが最高でした。ただ、性描写が比較的少なくて母子相姦によってお互いの心が解放されていく様がもっと見たかったかな、とも。例えば産まれた場所を口で愛でるとか、お互いもっと快楽を噛み締めるような描写でしょうか。いずれにしても次回も楽しみです。